「地方公務員の給料」は毎年こうして決まります

        どこの地方公共団体にも、 年齢や経験年数に応じた 「給料表」というも
      のがあって、 それは条例(議会の議決が要ります)で定められています。
        以前は、各自治体の市町村長と職員組合が話し合って、労使双方の合
      意の下でこの給料表の額を改定していましたが、 昭和62年に、国家公務
      員に適用されていた行政職給料表なるものが全国の市町村に一律に導入
      され(一部に独自給料表を使っている自治体もあります)、それ以降、 毎年八月に人
      事院が勧告する内容どおりに、 給与が改定されるようになりました。
        (給料=月額の労働報酬   給与=給料に扶養や通勤などの諸手当を加えたもの)
        景気の良いときは民間企業のサラリーがグングン伸び、それに引っ張っ
      てもらって、公務員の給料もチビチビ伸びていたのですが、 昨今の不況で
      民間との給与差がドンドン縮まり、 とうとう3年前から 連続してボーナスが
      カットされ、 今年の人勧ではボーナスのカットに加え、ついに給料額まで減
      じよという改定勧告が出されてしまったのです。
        財政状況の極端に悪い自治体では、 さらに給料や手当をカットしている
      ところもあり、 火の車状態の挾間町も、 4年前から職員の旅費日当をカッ
      トしています。 ただ、 財政悪化の原因が 建設事業に投資した借金の返済
      にあり、 (起債制限比率 1位 / 県内58市町村) そのツケを即給与や報酬で・・・
      という訳にもいきません。 (人件費経常収支比率 49位 / 県内58市町村)
        とは言え、数年先には赤字転落という最悪のシナリオが用意されており、
      何れは恐ろしい沙汰が下されるのでは?と、恐々としているところです。
        そして間もなく、あの辛く苦しい・・・絞り出そうにも出てこない財源に対し、
      支出する経費は山積・・・最後にゃ魔法でも使って立てるしかない、新年度
      の予算編成時期がまたやって来ます。(>_<)~           (2002.12.6)

    ジョーとジェットなら描ける!  地域間交流事業の際に訪れた
 宮城県
石巻市 ( 石ノ森萬画館
 がある!) も、 逼迫する財政を
 立て直すため、市の特別・一般
 職員の給与を28億円カットする
 「 財政健全化プログラム 」を発
 動させたようです。