たかが50億、されど50億・・・「14年度予算編成終了」

        長引く不況により税収は落ち込み、小さな自治体を亡きものにせんとする
      地方交付税の見直し等で、町財政は、正に瀕死の状態です。
        ところが、町の人口だけは急増し、行政需要は増すばかり・・・財政のこと
      だけを考えれば、いっそのこと、補助の厚い過疎団体になったほうがマシか
      などと思ってしまいます。
        わが町の、通常の収入(税や交付税、交付金などの使途制限のない経常的な財源)
      が概ね34億。対する通常の支出(人件費や借金返済、町独自の福祉や教育施策費
      などの経常的経費)が33億です。これに国や県の補助金や地方債が加わって、
      50億ちょっとになります。
        決算ベースでこれだから、確実に見込める範囲しか収入額は上げられず、
      しかし、支出額の方は考え得る使途のすべてを計上せねばならない予算に
      おいて(なぜかと言うと、予算に上がっていない金は、1円たりとも使うことが出来ないのが
      公金なのです)、収入と支出の額を合わせることは、今は至難の技です。
        案の上、各課の予算要求を積み上げたところ、5億円もの赤字が生じてし
      まったのでした。もちろん、財政状況の悪いことくらいは、全職員が承知の上。
      無理な要求などまったくしていない、にも関わらず・・・です。
        ああしかし、ひと月に及ぶ数字との格闘の末、なんとか格好はつきました。
      やっと夜は寝付けそうです。                      (2002.2.20)

  嫌われ損の予算査定    10日間ぶっ通しの予算査定。5億円もの収
 支の穴をどうやって埋めるか・・・行政サービス
 や、生活給である職員給与は出来れば削りた
 くない。
   と、すれば、一般経費を地道にカットしていく
 しかない訳で・・・



 「あの・・ここの消耗品費、半分にします・・」
 「な・なにぃ。あ・ああ、よ・良かろうっ
!


   ふうっ、かなり恨まれてるだろうなぁ・・・