「決算統計」 ~それは地方自治の、さだめの道標

  梅雨に入ると、 1年間の決算状況を調査する 「決算統計」 作業が待っていて、(小生10年目を迎えました・・) 6月がなおいっそう、 うっとうしくなります。

  最近は、 合併話とも相まって、将来の財政状況はどうなるのか?片足つっこんで、遅々として進まない公共下水道事業は出来るのか?といった難問解決の糸口''して、この決算統計数値をもとにした「挾間町財政推計」なるものを作って(作らされて)います。

  翌年の財政情勢すら予測が難しい時代に、何と、平成30年度までの長期推計ということで、 今知り得る範囲の情報と、 出し得る限りの知識を総動員させて立てています。'

  深刻な不況とは云え、 主に固定資産税の伸びで'税収は微増するものの、折からの制度改正(悪?)で、 いろんな係数や基礎単位となる数値を下げられたうえに、「足りなきゃ借金で賄いなさい」 と、地方交付税は毎年「億」の単位で減っていきます。(当てにはならない、三位一体・税源委譲)

  これに対し、 過去に行っ'た事業に伴う'借金の返済がピークを迎えており、しかも、 都市化し人口が急増する地域と、 過疎の進む辺地地区が在る2極化の態をなすわが町においては、 行政需要が増大''多様化するばかりで、単純に、'収入に合わせて支出を削るというわけにはいきません。' どう推計しても、 あと2年程で収支が逆転してしまうのです!

  町長自ら 「元気印、挾間町」 をうたい文句にしていることもあって'(確かに町長は元気です)、 「'挾間は人口も増えて活気がある。 元気があってうらやましい'」 などとおっしゃる方もいらっしゃいますが、いっそ過疎団体の指定でも受けた方が それなりの恩典があって、 ここまで財政が悪化することも無かったのでは? と、'思うこともしきりです。

  いずれにしても'平成14年度決算状況がまとまれば、 さらなる懸念が増すことでしょう。 いや、 せっ'かくの好感なるイメージ、 「'元気なまち'」 の実現はめざさねば・・・。 '財政状況だけを見れば、 「カラ元気」 すら出せませんが'。  (2003.6.10)







 地方自治の荒海で、沈没が危ぶまれる「はさま丸」。

 推進力は、 もはや「元気」だけなのか・・・