長らく(12年間!)新生由布市の舵取りに専心されてきた首藤奉文市長が退任されました。
  2008年から4年間、秘書として付き従っていましたが、ちょうど由布市に事件や事故、難題が続いた時期(退任式でご本人も当時を述懐されていましたが)、あらゆる意味で、当方も感慨ひとしおです。
  「融和・協働・発展」を信条と掲げ、合併後に生じたあらゆるゴタゴタを、おおらかな優しさと数々の英断をもって解決に導かれました。
  ともに日本酒好きな間柄、これからは普通の田舎のおじさん同士、酒を酌み交わす仲になりたいものです。(いや、まだまだ恐れ多い)


  また、先に行われた市長選挙で、旧町時代からの大先輩、相馬市長が誕生しました。(以前にも小欄でご紹介しましたが)「朴訥」を絵に描いたような方で、前市長に劣らず、懐の大きな人物でもあります。
  副市長として、最近まで由布市行政の要を担って来られた方であり、地方自治体に定められた枠や、行政としての限界など、先刻ご承知ですので、小生ごときが注進することは何もありませんが、ただひとつ・・・

     「市長!と、とにかく由布市にはお金がありません!」

  さて、今後の由布市の動向ですが・・・奇しくも東京オリンピック開催の2020年に、
  ①普通交付税の合併算定替えが終了し、2015年に比べて、財源が6億円もの
   減額となります。
  ②5年延長された合併特例の期限が来ます。優良起債の代名詞だった「合特債」
   は、もう使えません。
  ③年間に19億円もの維持費を要する、公共施設の長寿命化計画を作り上げね
   ばなりません。
  ④地方創生事業の最終評価を終えねばなりません。
  ⑤60歳になる小生は、退職せねばなりません。


  特に最後の項目⑤は重大な問題で、恐らく、次女、次男が、大学生と高校生となり、しきりに脛をかじっていることと思われます。


  で、とりあえず、「退職後は農業に邁進!」するつもりなのですが、経験値の乏しさゆえ、まったく自信がありません。
  小生が居住する地区は平たんな台地の形状で、日当たりが良いことに加え、赤土と言われる粘土質の土壌であり、「うまいコメ」作りには適しているものの、如何せん、田植え時期には水が入らず、稲刈時期に多量の水が流されるという下流域農民の悲しさも併せ持っています。
  加えて今年は、秋の長雨に2つの台風で、田んぼは泥田の状態です。田植え靴でも(はまってしまい)歩けないほどぬかるんだ田に、もちろん機械(コンバイン)も使えず、刈入はほとんど手作業で行う破目になりました。
  こんなに苦労しても、赤字になってしまう稲作業、受け継いだ農地を荒らさないためだけに頑張っている義父ほどには(今のところ)使命感を持ち合わせていない小生にとっては、近い将来、頭の痛い問題になりそうです。                         (2017.11.14)

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