別れのない別れに、ひと安心                      '

  今年も3月31日がきました。 4月1日の新たな出会いの前に、退職を迎え、去りゆく人を送らねば
なりません。
  お別れの式では、ほとんどの退職者が 「皆さんのおかげでこの日を迎えることができました。」 と、
あいさつされます。
  さもありなん・・・・。  優に人生の3分の2に相当する年月、住民のため、地域のため、そして家族の
ため、荒波うねる地方自治の大海を泳ぎ続け、語りつくせぬ思いの果てに出てくるのは、感謝のことば
だけなのでしょう。
  毎年他人事のように見てきた小生も、5年先には同じ場所で同じようにお別れのあいさつをしなけれ
ばなりません。(反省と後悔の言葉ばかりが出てきそうです・・・・(_ _;))
  旧町役場からの先輩ST総務部長も今年、めでたく定年を迎えられました。
  思えば、小生が奉職した32年前から、ST部長にはよく助けていただきました。 旅行をご一緒させ
ていただく機会も多く、人生の転機には相談にも乗っていただくなど、勝手を言わせてもらえば、公私
にわたるお付き合いの深さでは、他の人に引けは取らないと思います。
  寡黙な方ですが、仕事の流儀は一貫して 「住民のためになることかどうか」 の一点にあり、是であ
れば万難を排してやり遂げる気概を持たれています。 そのための理解力や判断力、決断力に優れ
ており、小生、とてもこんな人にはなれないなあ・・・と思いつつも羨望しきりでした。
  定年退職ということで、否が応にも疎縁状態となりかねず、例年なら大きな背中をひとつ見失ってし
まうところですが、公的年金の受給年齢が上がったことによる(年金受給までの)再任用制度により、ST
部長は4月1日より行政専門員として市役所に残ることになりました。
  3月31日に職員みんなのアーチで送り出した翌日、いつもどおりの姿で登庁するというのも不思議
な感覚ですが、これまた5年後、定年を迎えても子ども3人はまだ学生という可能性が高い小生は(い
かにみんなから疎まれようとも)
再任用を希望せざるを得ない状況にあります。
 ・・・ああ、ST部長ほどの知識や才覚のない小生の、再任用先がはたしてあるのかどうか、今から心
配ですが。   (2015.4.1)

中途半端ダンディ!
また近いうちに飲みに行きましょ~ST専門員様