夏の工作

  過去4年間、溜まりに溜まった宿題とともに、8月31日に親父があわてて作っていた長女の夏休み工作ですが、今年は早々に本人から、「貯金箱作ったよ~」と言われました。 やっと期待に応えてくれたか・・・と感心しながらそれを見ると

              '歯磨き粉の箱に紙を巻いただけ・・・!!

いや、これでも良かったんですが・・・
  「幼稚園児でも、もう少しマシな物を作るだろうに・・・」落胆すると同時に、心のどこかで妙に納得もしながら、長女に作り直しを促迫しました。

  担任のO.T.先生から「貯金箱でも作ってみたら?」と言われた彼女はそれ以外の物を作る気はないようで、それならばと、長女の通う小学校舎型貯金箱を一緒に作ることにしました。

  妻の実家で工作用の木材を調達し、(ほんの何ヶ月前まで沸かし風呂だった実家には、薪がたくさんあるのです)木を切ったり磨いたりする作業中、傍らに居たはずの長女の姿がいつの間にか無く、親父がひとり一心になっている姿に気づき、あわてて壁や屋根の色塗りをさせました。

挾間小学校
 屋根の隙間がコイン投入口。底はネジ式開閉蓋です。(学楽多塾ホビー教室のD先生、出来栄えはどうでしょう?)


  程なく、2年生の長男が「夏休み工作で鬼太郎の家を作りたい」と言いだし、これまた一緒に作ることにしました。

  妻の実家で工作用の木材を調達、 木を切ったり磨いたりする作業中'傍らに居たはずの長男の姿がいつの間にか無く、親父がひとり一心になっている姿に気づきあわてて屋根の藁葺きなどをさせました。


               '藁が手に入らず、ミニ座ぼうきの
                   穂先を切って、屋根にくっつけました
                   (D先生、出来栄えはどうでしょう?)

おどろおどろ・・・入り口には妖怪ポストあり!

  思い起こせば小生も、小学校4年生の夏休みに、仕事の虫で、子どもと接することなど一切無かった親父と一緒に 工作を作ったことがありました。

  一緒にといっても、親父がひとり 器用に角材を削りながら、黙々と帆船を作っていたのを見ているだけでしたが。(我が子のように、途中で何処かへ行ってしまうことはありませんでしたよ)

後にも先にも、親子で過ごした時間はこれっきりでした   すべて作ってもらった帆船の工作ですが、その素晴らしい出来栄えに「親父はすごい!」と感動したことを覚えています。

  正に繰り返す歴史。 30余年経ち、今回も親父が作ってしまった夏休みの工作を、長女・長男はどう感じているのでしょうか。

             (2006.8.20)