別れ、そして出会う春に・・・ '
机の内外の片付け、 残すべきものとそうでないものの書類の分別、 事務'引継ぎ、 新しい行政事務のための法規書の準備等々 ・・・ 慌しい中にも、未知の仕事への不安や希望が錯綜する人事異動ですが、 小生ここ10年ほど、その緊張と、期待に胸震える感覚を味わっていません。 (最近、親友の一人は、実に15年目の異動辞令を拝受し、複雑な面持ちのようです) 地方公務員 ~特に町役場の職員なんてのは、 異動辞令を受けても、 せいぜい席が数メートル移動する程度 ・・・ とは言え、 仕事内容が一変してしまうため、 個々にはやはり悲喜交々至るものがあるのです。 3月31日には、 この日を以って退職する職員のお別れ式も行われ、 今年は3人の方が、 定年を待たずに職場を去ることになりました。 毎年のことながら、 退職者のあいさつを聞いていると、ついつい将来の自分を重ね合わせてしまい、 せつなくなります。 何十年という長い歳月、 小さな町の小さな組織に身を埋め、 ただひたすら町のため、住民のため、 そして何よりも家族のために働いてきた彼らに、 不覚のひとしずくを落とさせたものは何なのでしょう。 この日、 夜半から、 桜の花を散らす春の涙が降り始めました。 (2003.3.31) |
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