怱々として軽浮感のさまある年末年始に比べ、年度末年度始には独特の昂揚感や厳粛めいたものがあります。

  4月1日、ここY市役所でも職員の人事異動があり、望まぬ部署への異動に憤然とする人、望む異動がなかったことに悲憤の表情を浮かべる人、毎度のことながら、使命感とやるせなさの間で葛藤する様子がありました。

  人生は悲喜こもごも、良いことも'良くないことも繰り返す波のようにやってくるのは周知の事実ですが、未だかつて、異動辞令で、「やったー!ばんざーい!」 と喜ぶ人を見たことがないのは、日本人特有の奥床しさからなのでしょうか。

  ところで、今回、小生にも小さな変化があり、従前の秘書公聴担当に、「広報係」が追加されました。

  秘書公聴兼任の広報 ・・・主には毎月発行される市報の取材や編集業務ですが本年度で広報担当4年目を迎えるH主査も同係となり、まずは一安心というところです。

  そういえば小生、はるか20年前に、6年間広報を生業としていた時期がありました。当時、大分県市町村の広報マンは、広報紙面の充実を競い合っており、小生も (若気の至りもあって)夜遅くまで町の印刷工場に入り浸り、紙面上で随分冒険をやったものでした。

  正直なところ、20年前当時の達成感や充実感は思い出せても、「全国に名をはせる広報紙づくりを!」と意気込んでいた情熱は(老いの至りもあって・・・)甦って来ない気もします。

  現在は、情報量の増大により担当者の思い入れた特集記事には紙面を割けず、大手の印刷会社によるイラスト入りの多色印刷が出来、担当者の記事や写真のレベルも一様に高く見栄えも良いようで、今さら老獪な情熱をたぎらせる必要もありませんが何かの縁で再び拝命したこの業務、Hくんを邪魔しない程度に、そして、秘書同期のSY嬢 (いい加減、こんなオヤジとのコンビは解消したいのでは?)に迷惑をかけないように精励恪勤したいと思っています。

              (2010.4.2)

朗らかで、仕事もこなすSY嬢には希望の異動先があったようです・・。



憧れのキャラクターに見る自己理想像                 '

  このところ、余力ある夜には、以前録画していた「あしたのジョー2」を鑑賞してから床についています。

  実際のボクシングは観るのも苦手ですが、出崎統監督と作画監督杉野昭夫氏による、独特な劇画調の演出効果にぐんぐん引き込まれ、あっという間に25分が過ぎ、「つづく」の文字が現れてしまいます。
  (両名の作品には、「エースを狙え」や「コブラ」など
   美麗なキャラが登場するシリアスものが多い)


  力石の亡霊との決別にもがき苦しみ、バンタム級にとどまるため、最後には血まで抜いてしまった過酷な減量、死と隣り合わせの壮絶な闘いの数々・・・。

  いやはや、何度生まれ変わっても矢吹丈ほどにはなれませんが、小生の好みのキャラクターは総じて、孤高を持する人物が多い気がします。'
意外に上手くイメージできた!と、自画自賛
  ムーミンに出てくるスナフキンに、硬派銀次郎(知ってる人は知ってる)、仮面ライダーギルス etc.

  決断力、実行力乏しく、およそ自尊心などもなく、強くあるのは依頼心だけ、一人では何もできないことを熟知したうえでの願望なのですが、退職後はせめて'スナフキンばりにリュックサックを背負って旅に出たいと思っているところです。

 ・・・せいぜい1泊2日でしょうか?(^_^;)

孤独な一人旅なんて・・・                        '