財政課勤務となって1週間、以前の秘書業務と違い、滅多に繋ることのなくなった名指しの外線電話に、思わず身を硬くしました。

  電話の主は鎌倉時代から続く名湯、湯平温泉観光協会のKDさんで「5月に行う温泉祭りに市役所劇団の上演をお願いしたい。」とのことでした。

  よくよく伺ったところ、3月末で辞職されたSY前副市長(湯平温泉の老舗旅館「志美津」のご主人でもあります。)から推薦があったとのことで、誠にありがたい限りです。

  しかしながら、年度始めのこの時期に舞台を講じたことはなく、しかも祭りの開催 まで10日足らず(・・・ただ、この難関だけは、これまで何度もくぐりぬけてきましたけど。)でしたが EN座長の「活動の場を広めるチャンスだ!」との英断を受け、温かい目で観ていただくことを条件に承諾に至ったところです。

  演目は、困ったときの 「水戸黄門」。 不足する役者は市役所の若手をそそのかし 何とか上演にこぎつけましたが当初のお約束どおり地元や宿泊客の皆さんの「温かいまなざし」を受け、盛況のうちに舞台を終えることができました。

  湯平の皆さん、本当にありがとうございました!さらに演技を磨いてまいりますので、来年もまた懲りずにお声掛けいただきますようお願いいたします。

  ところで、湯平温泉祭り舞台での出番を待っていると、同じく出番待ちの「白波五人衆」の一人から突然、声を掛けられました。

代々、温泉観光協会役員は白波五人衆となって、口上を述べるらしい
  「○○(←小生の名前)やろ!?俺や、・・・Aや!!」

  声の主の名前を聞き、35年の歳月をひとっ飛び!高校3年生の頃に仲のよかった同級生の顔が眼前に甦りました。

  彼は当時、80Kgはあったかと思われる巨漢でしたが、云われぬ苦労があったのか、スマートな身体と細い面立ちになっていました。 湯平温泉に代々伝わる温泉宿を継いだそうですが、景気も暫く低迷し、先の見えにくい自営(旅館)業に、「2~3年のうちに、廃業かなあ・・・」と笑っておりました。
'
  廃業前?に出会えたのは何かの縁!近い内に家族で泊まりに行くから、何とか頑張ってくれ!

   (2012.5.19)